スーパーファイヤープロレスリング3 - 概要

スーパーファミコンでリリースされた、名前に「スーパー」がつくファイヤープロレスリングシリーズの3作品目です。
基本的な印象は前2作とほとんど同じですが、登場レスラーの数や使用できる技の種類が増えています。 またシステム面でもブラッシュアップがはかられており、レスラーサイズの細分化や影の表示などといった見た目の変化、グラップルタイミングの変更といった細かな調整などが行われています。
このほかバトルロイヤルモードなど後の作品にも引き継がれる機能がいくつか登場しました。 そのうちのひとつが「レスラーエディット機能」です。


エディット機能の初登場は、厳密にいうと別のゲームハードで展開されていたシリーズ3作目なのですが、この作品にはその機能をブラッシュアップしたものが搭載されています。
既存のレスラーデータ(テンプレート)を選んでそのデータを調整する仕様で、外見設定は色替えのみ、技もベースレスラー(の体格)にあったものしか装備できない、とやや不自由なものでした。 しかし現実にいるレスラーやアニメ・漫画のプロレスキャラのような創作選手、はたまた自分自身や家族友人といったプロレスに関係ない人々まで、想像と保存領域が尽きるまでデータを追加させられるこのシステムはこのシリーズの中心機能となっていきます。
ちなみにこのゲームにはエディットモードを削除してゲーム難易度を下げた「イージーモード」というバージョンもありましたが、あまり人気がなかったようです。

ゲームシステムの面ではまだまだ詰め切れていない部分もあり、ロープ際で技に当たると高確率で場外に落ちる、(ほぼ)無限のハメ技が存在する、などゲームとしてはやや大味なものでした。 しかし「ゲームの中でプロレスをする」ことを意識すれば非常に熱い試合を展開できることから、多くのゲーム&プロレスファンを取り込んでいくことになりました。

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