A列車で行こうのナンバリングタイトル4作目で、PC版は前作の機能強化版という位置づけのような作品でした。 しかしコンシューマー移植版であるEVOLUTIONは、A列車で行こうシリーズで最初に「車窓モード」を搭載し、シリーズのエポックメイキングともいえる作品となりました。 車窓モードとは3Dモデルを使った都市開発系シミュレーションによくある「3Dで描かれたマップを移動して閲覧する」という機能のはしりと言えるモードです。 ただ現在のようにマップ内を自由に行き来するようなものではなく、マップ内に敷設した車両モデルに配置されたカメラで3D表示されたマップを見て回る事が中心でした。 箱のような3Dモデルでお世辞にも良い画質とは言えないものの、3D機能の可能性と将来を予感させるようなものでした。