パネキット - 所感

パネキット ゲーム所感

 このゲームと出会ったのは、ゲームムック本に収録されていた体験版でした。
その当時はまだまだゲーム会社に勢いがあってゲーム系雑誌出版社も群雄割拠していたころで、本を売りたい出版社とゲームを宣伝したいゲーム会社がタッグを組んで「体験版や特製セーブデータを封入したデータ ROM 付きムック本」を出してたのです。
(現在のように「インターネットからゲーム機本体に直接体験版をダウンロードしてプレイする」という環境はないので、体験版ソフトに触れられる機会は非常に貴重でした)

 さてこの体験版、ほんのさわりしかプレイできないものの、最初の「四輪車」でいかにして急坂をあがるか、オフロードで走行を安定させて僻地にあるパーツを取るか、などなど、楽しみながら試行錯誤ができる面白いものになっていました。
最初のワールドは本編のチュートリアルにあたり、体験版のクリア条件である「心臓破りの坂」は「限られたパーツでいかに高いパワーを得るか」というチュートリアルにもなっていました。
基本的には四駆の車を作るだけのパーツしか手に入らないのですが、やろうと思えば海上を一定時間浮き続けることはできた。。。気がします(うろ覚え)

 製品を購入してからは、どれだけ面白いモデルを作れるかを試行錯誤し、いろいろなものを作成しました。
このゲームは0から素で2周していますが、別にセーブデータ紛失とか破損とかというのではなく、最初のプレイ内容があまりにも「ガチ」すぎてプレイした当人ですらちょっと引くようなデータになっていたためです。(当然、2周目も「まっとうな攻略」で全クリアしています)
ひとつのゲームで2つ以上のシステムデータを作ったのは、バックアップ用を除くとこのパネキットが初めてでした。

ちなみに最初のプレイデータは、カーレース前提のゲームをジェット飛行機でクリアするとか、競技の仕様を逆手に取って爆発的にスコアを稼いだ、とかいう、まあ色々と「やり過ぎた」内容となっていました。
2周目データはもちろん、その「ガチ攻略プレイ専用」も別のメモリーカードに残し、さらにエディットデータの保存容量が尽きたので「外見重視の趣味モデルコレクション」を登録するセーブデータを作っています。

コメント

このブログの人気の投稿

A列車で行こうIV - 概要

スーパーファイヤープロレスリング3 - 概要

"企業倒産のつめあと"こぼれ話