?News? 全土に"過労"の特別警報

　雇用者に過労を強要して死に至らしめる「過労殺人」の危険が迫っているとして、労象庁は５日、全国の主要都市に「過労」の特別警報を、他の地域に同じく警報を初めて発表しました。
この特別警報は数十年に一度の災害による重大な危険が差し迫っている場合に発表されるもので、地域によっては災害の兆候が見られるか、すでに災害が発生している可能性があります。
すぐに身を守る行動を取り、危険な状況を確認したら情報を共有する必要があります。
特別警報は「人権」「貧困」に続いて３つめで、「過労」の特別警報は制定後初めての発表となります。
関係者によりますと、特別警報制定前のため単純な比較はできないものの太平洋戦争後の1940年台後半から50年台にかけてと同じか、それを上回る深刻な事態の発生が懸念されるとのことです。
すでに発表済みのものを含めいずれの特別警報も解除の見通しは立っていないということで、より一層の警戒が必要となりそうです。

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