初音ミク Project mirai (シリーズ) - 概要
DIVAシリーズが人に近い等身のモデルを使用しているのに対し、miraiシリーズは2等身くらいのミニモデルが採用されています。 「まんまるかわいい」というコンセプトどおりフィギュアの「ねんどろいど」モデルの協力を得たモデルはとてもかわいらしいので、DIVAシリーズと比べると女の子プレイヤーの比率が高めなのもうなづけます。
キャラについては全作品共通ですが、リズムゲームのシステムは1作目の「初音ミク and Future Stars Project mirai」とそれ以降で大きく違っています。
譜面は1次元型の派生形なのですが、1作目は円盤形に配置された「風船のようなターゲット」の周囲を針のようなスコープが移動するのでタイミングを合わせてボタンを押す、というものでした。
非常に独特なシステムだったためタイミングがとりにくく、それほど評判は良くなかったように思います。
その反省を生かしてか、2以降は2次元的に走るレールの上にターゲットを配置し、そのレールの上を走るスコープがターゲットと重なった瞬間に対応するボタンを押す、という基本どおりのシステムになっています。
既存のリズムゲームとProject DIVAシリーズの中間のようなこのシステムは、それなりに遊びやすかったのかあまり悪い評判を聞きません。
また2以降は、タッチ機能があるNintendo3DSという本体の特性を生かし、タッチ操作でプレイできる譜面&操作系を搭載しているのも特徴です。
本来はボタン操作のみの譜面でも下画面にタッチ操作用のインターフェイスがでるので、鬼畜めいた譜面をタッチ+片手ボタンで操作したいというトンデモな人はやってみるとよいかもしれません。
ちなみにタイミングの面では難易度がやや控えめで、DIVAシリーズではMISSのタイミングでもSAFEで拾えることが多く、特にタッチ操作では慣れればGREAT以上を連発できるようになっていきます。
DIVAシリーズと同様、というよりちょっとだけ踏み込んだコミュニケーションモードも特徴です。
ミクさん(ちゃん?)たちにアイテムやおこづかいをあげたり、部屋の模様替えをしたり、ちょこちょこ動くアバターの動きを見守ったり、と箱庭的要素が楽しめます。
ボーカロイドアバターのファンだと思わずハマってしまうかもしれません。
このほかmirai 2/でらっくすでは、ゲーム内で作った短いオリジナルフレーズ(マイフレーズ)やカスタムダンス(コレオ)を添付してプロフィールカードを交換する機能があります。
一時期はやった「すれちがい機能」やフレンド同士の交換でやりとりできたため、ユーザーごとのいろいろな個性が見えるカードを見ては楽しむ、といったこともできました。
(いまではNintendo3DS自体が下火で持ち歩きする人も減ったため、そういった楽しみ方はほとんどできませんが)
ちなみにゲームと関係のないミニゲームも入っていて、「ぷよぷよ39」(mirai 2とでらっくす)や「リバーシ」(キャラコミュニケーション用、でらっくすのみ)が入っています。
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