ゲームの"棲み分け" [旧雑記]
この記事は、スマートフォン向けゲームに関する内容の続きと、ボーカロイドのムック本に関する旧サイトの雑記です。
当時の内容をそのまま移植しているため読みにくいところもありますが、なにとぞご容赦ください。
ゲームプラットフォームの「棲み分け」
よく素人に毛が生えたような経済批評家とかゲーム批評家とかいった人々が「スマホゲー最強wゲーム専用機オワタww」みたいなコトを平然としゃべくっているのを良く見かけますが、実際にプレイしてみると正直「今のインフラレベルではそこまで行けるわけないな」というのがわかってきます。
たしかに端末のスペックが向上して携帯型ゲーム専用機と遜色がないような駆動レベルになってきているし、ゲームメーカーが参入するなどアプリの質も数も向上してきています。そこだけ見ればそう言いたくなるのもわからなくはありません。
しかし、ゲームの内容をゲーム専用機よりにシフトさせる弊害も確実に出てきています。
ソーシャル連携機能を持つものは原則データサーバーと接続してプレイを行いますが、ゲームデータが肥大化するとその分データ通信量が増大して回線やサーバーを圧迫し、プレイの快適性に影響を与えます。最悪プレイそのものができない事態に陥ることもなくはないようです。
また(型番的には)せいぜい数種類しかないゲーム専用機と異なり、スマホは端末の枝分かれが多くすべての機器で相性確認やデバッグを行うことができません。OS が共通だからといってすべてのアプリが動くわけではない、というのは数十年前のパソコンソフト(特に DOS/V 黎明期あたり)の時代から知られているとおりです。
それを考えると、ゲーム専用機は「一人プレイ時々対戦協力、所により一時ソーシャル」、スマホなどは「ソーシャル時々一人プレイ」という現状は当面変わらない気がします。少なくとも劇的なインフラ革命でも起こらない限りは、程よい関係を保ちながらどちらも生き残っていくはずです。
さて、スマホアプリを作ってみるプレイ(違 ですが、やはり相当に敷居が高い模様。
しばらく前にタブレット端末を主眼としたインターフェースを作ってみてはいたんですが、それを単純に乗せてもやっぱりうまくないというのを改めて実感した次第。公開の敷居も相応に高いけど、そこにこぎつけるまでもやっぱり一筋縄ではないなぁ、と。
だからといってやめる気もないわけですが(苦笑
ただ上のスマホアプリの話じゃないですが、習作も含めてかなり「パソコンのスペックをドコまで使えるか」というのを考えて組んでしまっているので、正直グローバルプラットフォームにするにはかなり苦労しそうです。
ボカロの話。
最近は VOCALOID3 ライブラリ+編集ソフト&音楽ソフトつきのムック本なんてのがあるんですねぇ。さすがにミクさんリンちゃんと比べるのは酷なんでしょうが、これだけ手軽ならちょっとやってみよう・やってみたい、って人にはいいのかもしれませんね。うちとかうちとか(ぉ
ただ創刊からそこそこ経ってしまっているようなので、もし一通りそろえようとしたら手に入れられるのかどうかが不安なところですが。でもやってみたい。そしていずれはリンちゃんミクさんをば。。。
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